2017年3月に開設したロサンゼルススタジオは、今年で7周年を迎えました。チームがこれまで積み上げてきた業績を誇りに思っています。『サイバーパンク2077:仮初めの自由』から『Alan Wake 2』まで、たくさんのエキサイティングなタイトルをパートナーと共に制作してきました。今年初め、ロサンゼルススタジオの新スタジオヘッドとして迎えられたJoe Adamsに、エンターテインメント業界における彼の経歴や、当社を選んだ理由、Side LAスタジオを際立たせている特徴について話を聞くことができました。
冗談みたいに聞こえるかもしれませんが、私がラジオでの初仕事を得たのは、じゃがいも農家で働いているときでした。高校生の頃、友人の農場を手伝っていたんです。私は知らなかったのですが、その友人の母親がローカルラジオ局の番組ディレクターと親戚だったのです。そしてそのディレクターが週末に働いてくれる高校生を探していて、友人の母親が私のことを話してくれたんです。そうして私は、夜と週末にWHOU-FMで働き始めました。それがきっかけで、大学では映像制作を学びました。卒業後、エンターテインメント業界での仕事を求めてロサンゼルスに移り、そこで初めてデジタル制作施設の建設と運営を手伝う仕事をしました。それからは、ただひたすらに突き進んできたのです。
Side LAにおける現在の役割について教えてください。
Side LAではスタジオヘッドを担当しています。この職務は、制作、販売、エンジニアリング、IT、設備が交わる場所に位置しており、すべての部署が効果的にコミュニケーションを取れるようにするのが仕事です。
突き詰めていけば、Side LAはSideという大きな組織の要となる存在なのです。私たちはクライアントとハリウッド俳優たちをつなげ、米国を拠点としたレコーディングソリューションを提供します。Sideの大きな強みは、世界中のクライアントに対応できることです。私たちが手がけるプロジェクトは、ロンドンやモントリオール、パリのオーディオスタジオが関わる大きな仕事の一部であることがよくあります。また、アジア市場で大きな存在感を示しているゲーム会社にも対応しており、プロジェクトの多くはオーディオ収録/ミキシングにとどまりません。プロジェクトには、ローカライズとQAの要素が含まれる場合もあります。そしてそれこそがSideの真の強みであり、世界中にプロジェクトを展開する国際的なクライアントのパートナーとなっている理由なのです。
Side LAのスタジオヘッドとしての職務は、これまでの職務と比べていかがですか? Side LAで働くことは、唯一無二の経験です。この会社が生み出す才能と仕事の質は最高レベルです。私にとってなにより違うのは、ゲーム業界で働くのが初めてだということです。この業界には独自の文化や用語があり、私が過去に勤めた会社とは異なりますが、クリエイティブな環境であるという点では似ています。映像制作であれ、音声制作であれ、ゲームであれ、クリエイティブな人たちは皆、同じような視点を持っています。クリエイターと仕事をするには、ある種のスキルが必要ですが、それは媒体、ジャンル、ワークフローを問わず、すべてに共通するものがあると思います。
Side LAの特徴は何ですか?Side LAの強みは何でしょうか?
Side LAの特徴と強みは、どちらもSide LAで働く人々です。このチームの献身的で質の高い仕事ぶりには驚かされます。彼らは個よりも集団として高いパフォーマンスを発揮する人々の集まりです。メンバー同士でお互いを心から思いやり、仕事に対して真の情熱を持っているからこその仕事ぶりです。彼らはゲームに生きているのです。だからこそ、1つ1つのプロジェクトにしっかりと打ち込むことができます。エンジニアは技術的なスキルの域をはるかに超えており、彼らが日々見せてくれる人間性と人材管理能力には目を見張るものがあります。制作チームもまた、多くの責任を担っており、そのすべてを驚くほど軽々とこなしています。彼らは素晴らしいチームで、私は彼ら一人ひとりと仕事ができることにとても感謝しています。
Side LAにはどのような目標をお持ちですか?あなたのビジョンについても聞かせてください。
Side LAでの私の目標とビジョンはどちらも、「Side LAは楽しくあるべきだ」ということです! ここは働いている職員や訪れるクライアント、そしてタレントにとっても楽しい場所であるべきなのです。主にゲーム業界にサービスを提供する収録スタジオで働くことは、関係者全員にとって面白い経験になるはずです。もし私たちが自分の仕事をきちんとこなし、業界最高水準のオペレーションを行い、最大限の業務効率を上げているのであれば、他のことはすべて楽しくなるはずです。これまで働いてきた職場はどこも楽しかったし、この仕事もそうなるだろうと思っています。